ショッピングセンターと生活

Sidの海外紀行

 私は今回の海外赴任以前に一人で生活をしたことが無い。50歳になって初めての単身生活である。特に、炊事は独身時代、親が、結婚してからは女房が行っ ていた。私の親は”男子厨房に入らず、炊事洗濯は女の仕事”、男子は敷居をまたぐと7人の敵が居るから家では確り休むようにと言う、ありがたい教育で育っ たため、料理は全く出来無かった。
 単身赴任では、そうも言っていられず、自分でショッピングモールに買出しに行った。と言っても大した物は買えない。難しい物は買っても料理の仕方がわか らない。
 赴任前、女房が一人では野菜不足になるから青、赤、緑の野菜を豊富に取るように言われていたので、よく買う物は人参、ピーマン、ほうれん草。土曜日曜に 1週間分のカレーを人参の赤、ピーマンの青と日本から持ってきたカレー粉、それにOZビーフを混ぜて作り、冷蔵庫に保管し、会社から帰宅後、ご飯かパンに つけ、インスタント味噌汁で食べていた。ほうれん草は水洗いしてから多少塩を加えた水でゆで、適当な長さに切り、ラップに包んで1週間分を冷蔵庫に保管し 夜と朝に出して食べていた。昼は会社の仲間と近くのレストラン、食堂、マックに行き食べていた。作るのが苦手な割りに、外食が嫌いな性質で、何とか1ヶ月 程度はこの決まったパターンで食事をしていた。このほかに間食用とし、ビスケット、アイスクリークも買い込んで、夜にTVを見ながら一人寂しく食べてい た。アイスクリームでは大失敗があり、知らない物でこれを普通の冷蔵庫の場所に入れていた。会社から帰宅し、冷蔵庫を開けたらアイスクリームが溶け出し溢 れていた。びっくりして会社の若い人に聞いたら笑われ、それは冷凍庫に入れるのだと言われ、初めて冷凍庫の使い方がわかった。
 豪州のショッピングモールも米国のものと同じで、非常に大きい。車で初めてノースシドニーにあるマッコーリ大学(日本人留学生が多い)の近くにある ショッピングセンターへ買い物に行ったとき、うっかり日本的感覚で車を降り、急いで買い物に出かけ、戻ろうとした時、はたと何処に車を止めたかにわかに思 い出せなかった。日本に比べ駐車場が大きく、何階もの駐車場があり、止めた場所を覚えていないと探すのに一苦労する。ここでは、止める階毎に色別されてい て、この色を覚えていないと探すのに苦労する。日本ではこのような習慣が無かったので失敗をした。何事も失敗を重ね経験を積み慣れて来ると自分に言い聞か せて。

フードコート

シドニーのショッピングモール
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