櫨本さんの米国紀行(May 2005)

櫨本さんの海外紀行  NO. 001

 米国のカリフォルニアにまる8年いた間にいろいろ日本との違いに気付きました。最近はこれに類する本も多く出版さ れていますが、私なりの感想を挿話風に書いてみます。かなり分量がありますので分けて書きます。

挿話1 アパートや家の賃貸

  日本に比べて米国で借家を見つけるのは気軽に出来ます。アパートは日本でもかなり簡単に捜せますが、米国では高級な所 から一般的なところまでバライティーに富んでいます。家賃を決める因子は、先ず第一に安全な地域であることです。面積 や内装はその次で、シリコンバレー近傍でも日本でいう2DK(実際の広さは日本の1.5倍はある)で月800ドルくら いから2500ドルくらいまであります。(1997年以来シリコンバレーでの家賃が急騰して1200〜3500ドルと 5割アップしている) 家賃が高いアパートは住人の質もよく、プール、フィットネスや立派な集会場も付いていて、週一 回はビール、ワイン、ソフトドリンクがのみ放題のパーテイーが開催されたりもします。これは住人の親睦を図るのが目的 です。
  一方一軒家もその家賃は場所が最も重要な因子であることはアパートと同じです。同じ地域でも、メイン道路、広い道路に 面した便利な所よりも広い道だが袋小路になっている不便な奥の家賃のほうが高いのは日本と反対です。これは通りすがりの 見知らぬ人が入ってこないという安全性から来る理由であるのはアパートと同じです。
  1990年頃筆者が住んでいたLos Altos、それは日本で例えれば自由が丘辺りの閑静な住宅地といった所で、建坪約200 M,敷地面積1000M のシックな家で、家賃1900ドルでした。勿論全棟冷暖房完備の木造 建築です。現在は5割くらい高くなっているかもしれませんが、それでも日本とは比較にならぬ安さです。
  シリコンバレーは米国全体でもニューヨークに次いで物価が高い所でありますから、他の地域の安さは推して知るべしです。 家の買い替えも盛んで、次々と大きな家を選んで引越しする家族も多いです。家の買い替えで、税金手数料等諸経費はほとん ど無視できる制度があるからです。日本からの駐在員でも、3年以上いるなら一軒家を借りるより購入したほうが得すると言 われるくらいでした。
私も家主から住んでいる家を買ってくれといわれました。価格は35000ドルでした。私は買いませんでしたが日本と比べて 驚くほど安いのを覚えています。
添付は庭から見た写真です。

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